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Q & A

Q1:

ギヤーポンプでの水や低粘度液の運転について

 

A1:

ギヤーポンプの場合はメタル式でギヤーか重なりあってまわるため、低粘度や水の場合は潤滑性がないため ギヤー、シャフト、メタルなどの部品の摩耗が早く短期間で能力がおちる場合が多いです。最悪はメタル部が焼き付きを起こす場合もあります。

基本的には低粘度や水など潤滑性のない液の場合はできません。使用される場合はアウトメタル式のギヤーポンプ(ギヤーが非接触)や渦巻ポンプ、アルファーポンプの使用をお勧めします。詳しくはご相談ください。

 

Q2:

ポンプ停止時に静止圧力によりメカニカルシールからの漏れは

 

A2:

静止圧力によりメカニカルシールからの漏れが起こることはあります。

メカニカルシールの摺動面に傷がない場合でも起こります。

停止時にポンプ内部に圧力がかかると摺動面が離されそこから漏れが発生します。 運転すると漏れが止まります。

停止時にはポンプ内部に圧力がかからないことが基本となります。

吐出配管側に逆止弁などつけポンプにア圧力がかからないようにしてください。 詳しくはご連絡ください。

 

Q3:

ギヤーポンプでの空運転について

 

A3:

空運転は基本的にはできません。

ポンプ内部の部品の摩耗が短時間で起き能力の低下、焼付きなど不具合の原因になります。 また、メカニカルシール式の場合はメカニカルシールの破損や漏れの原因になります。

 

Q4:

試運転前の芯だしは必要かどうか

 

A4:

どんなポンプでも試運転前(配管後)のベルト、カップリングの芯だしは必ず必要です。 出荷前に芯だしをしますが、配管後、配管の重みや配管の接続による力によって芯がずれる場合が多いです。それにより不具合の原因になります。

必ず配管後や試運転前には芯だしは行ってください。

 

 

Q5:

ウオーターハンマー現象について

 

A5:

ポンプ停止時や起動時に吐出配管上の弁の開閉とわずかな時間差により瞬間的な綴じ込み運転が発生し、局部的な衝撃圧力(ウォーターハンマー現象)が発生、それにより圧力計など機器の破損、軸シールからの漏れ、最悪はポンプのケーシングなどの割れなどの破損が発生します。

防止するためには電磁弁などの開閉のセットをポンプ停止時にはモーターが停止後弁が閉まること(モーターはOFF7にても惰性で回転するため注意してください)

起動時には弁が開いてからモーターが回るようにしてください。

Q6:

購入後、試運転の時には呼び水は必要か

 

A1:

基本的にはどんなポンプでも呼び水が必要となります。

ただし、ポンプ内に液が十分に引き込まれている場合は必要ではありません。

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